心のモヤモヤに名前をつけたくて──心理チェックを受けたきっかけ
「自分に価値があると思えない」「人の期待に応えようとして疲れる」「人間関係でいつも自分を後回しにしてしまう」
そんな“なんとなくしんどい”感覚の正体を知りたくて、禁止令と拮抗禁止令の心理チェックを受けました。
長年抱えてきた「自己否定感」や「存在の不安定さ」。 その根っこにある“思考のクセ”を数値化・可視化してもらえることで、感情ではなく“理論”で自分を理解する手がかりが得られたのです。

「専門家に呆れられるかも…」そんな不安もありました
申込み前には、心の深い部分に触れることへの不安もありました。
・テスト結果が思ったより深刻だったらどうしよう ・昔から親に「人を信用するな」と言われてきたため、専門家に対しても心を開けるか不安 ・「こんなことで相談するのは大げさかも…」という恥ずかしさ
それでも「変わりたい」という気持ちが強く、勇気を出して一歩踏み出しました。
実際に受けてみて…驚くほど腑に落ちる「数値の力」
65問の「禁止令テスト」と30問の「拮抗禁止令テスト」は、正直少し心をえぐられるような感覚もありました。 でも、その結果として出てきたスコアや解説は、あまりにも的確で驚くばかり。
私の傾向として特に高かったのは、
- 周りを喜ばせろ(拮抗禁止令)
- 完璧であれ、急げ、一生懸命であれ(複数の拮抗禁止令)
自分では「人に優しい性格」と思っていた部分が、実は「自己犠牲」や「緊張の積み重ね」だったのかもしれない…と気づけた瞬間でした。

心の“クセ”は、幼少期の適応戦略だった
印象的だったのは、カウンセラーの方からのこんな言葉。
「あなたの行動は、子ども時代に必要だった“適応”の形です。だからこそ、悪いものではありません」
心理学的な背景や、生育歴とのつながりを丁寧に説明してもらうことで、 「なぜ自分はこうなってしまうのか?」という疑問が、「だからこうだったんだ」と変わりました。
自分を責めるのではなく、理解する。その視点の転換がとても大きかったです。

カウンセリング後、変わったこと
- 自分に対する要求がゆるんだ
- 「感情を持っていい」「休んでいい」と許せるようになった
- 相手の期待より「自分がどう感じているか」に意識を向けるようになった
- 境界線の感覚(自分と他人の責任の分離)を学べた
今までは“頑張りすぎていた”だけだったのかもしれません。
小さな私に届けたい言葉
「存在していていいんだよ」 「完璧じゃなくても大丈夫」 「あなたの感情は、感じていいものだよ」 「人を喜ばせる前に、あなたが笑っていていいんだよ」
心理テストの結果は、そんな“許可の言葉”を自分に与えるきっかけになりました。

最後に──迷っている方へ
今、もしあなたが
- 生きづらさの理由がわからない
- 何度も同じパターンで苦しんでいる
- 自分を責めてばかりで苦しい
そう感じているなら、この心理チェックはきっと助けになるはずです。
数値と理論によって「自分のこころ」を見える化できることで、 感情的な自己批判ではなく、科学的な“自己理解”が始まります。
私自身、「受けてよかった」と心から思っています。
あなたの心が少しでも軽くなるきっかけになりますように。
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