何もできないほど心が疲れたときに試してほしい3つの回復習慣
──私が「限界の心」から立ち直れた理由
「もう無理…」
気づいたときには、何もできなくなっていた。
私はこれまで、何度も「心の限界」を迎えてきました。
- 職場の人間関係で疲れ果てたとき
- 家族に理解されない孤独感に押しつぶされそうになったとき
- 子育てと自分の人生の両立に悩んだとき
- 恋愛でうまくいかず、深く傷ついたとき
- そして、過食と嘔吐を繰り返し、自分を嫌いになっていたとき
気づけば涙が止まらず、SNSすら開けず、過食して寝るしかできない。
そんな状態に陥ったことが、何度もあります。
この記事では、そんな私が少しずつ心を回復させていった3つの習慣をお伝えします。

心が限界を迎えるとき、体と心に出るサイン
「疲れた」なんて言葉では表しきれないほど、何もできなくなっていた日。
- 涙が勝手に出てくる
- 動けない
- SNSの通知を見るだけでしんどい
- 食べて、吐いて、罪悪感だけが残る
- 寝ても寝ても眠くて、起きられない
そんなときって、“頑張る”という選択肢すら消えてしまうんですよね。
私が試して救われた「心の回復習慣」3選
① とにかく寝る。考える前に、横になる。
よく「逃げちゃダメだ」なんて言葉を聞くけれど、
本当に限界のときは、逃げることすらできないほど疲れている。
だから私は、**“考えることをやめるために寝る”**ことから始めました。
寝たって現実は変わらないかもしれない。
でも、少しでも思考が止まる時間をつくることで、心のダメージは少しずつ和らいでいきました。
「何もしたくない」と思ったら、まずは寝てください。
② 泣く。感情を止めない。
泣くことは恥ずかしいことじゃない。
泣けるって、実はすごく大切なサインなんです。
私は、ひとりの時間に思いきり泣くようにしました。
人に見せる涙ではなく、自分だけに見せる涙です。
感情を出すことができると、少しだけ、呼吸がしやすくなります。
「ちゃんと感じてあげた」という実感が、自分の中に安心感をくれました。
③気持ちを書き出すワークで、心を見える形にする
私はカウンセリングを受ける中で、「気持ち」を書き出すワークに出会いました。
- 今の感情を、葉っぱや枝、幹、根っこのイメージで書く
- 「怒り」「悲しみ」「不安」「孤独」など、感じていることを言葉にして整理する
頭の中に渦巻いていたモヤモヤが、紙の上で“見えるもの”になると、それだけで少し楽になるんです。
「私、こんなに抱えてたんだ」と気づくだけでも、心は変わり始めます。

心を回復させるには、「整える前に、ゆるめる」が大切
多くの人は、「頑張って回復しよう」としてしまいます。
でも、本当に疲れているときに必要なのは、
自分に“何もしなくていい”と許すこと。
私はまず、
- 寝ること
- 泣くこと
- 気持ちを書くこと
この3つだけに集中しました。
回復のステップに、正解や効率なんていらない。
必要なのは、「がんばらなくていい」という安心感だけでした。
もし、今のあなたが限界にいるなら
「考えるのをやめるために、寝てみよう」
まずはそれだけでいいんです。
あなたが抱えてきたものは、他人には見えないかもしれないけれど、
あなたの中ではちゃんと重くて、ちゃんと痛かった。
だから、今は休んでいい。
止まっていい。
誰にも許されなくても、自分が自分を許してあげてください。
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やさしさを受け取りたいあなたへ
ここまで読んでくださってありがとうございます。
この文章が、ほんの少しでもあなたの心をやわらかくできていたら嬉しいです。
あなたのペースで、必要なときに必要なものを受け取ってくださいね🌿
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