「どうせ私なんて」と思っていた私が変われた理由
──自己否定からやさしく回復する3つの方法
「私なんかが」「どうせ無理」「全部私のせい」
そんな言葉が、いつも頭の中で響いていた
失敗したとき。
人間関係がうまくいかないとき。
恋愛で傷ついたとき。
ダイエットにまた失敗したとき。
いつも最後に出てくるのは、
**「どうせ私なんて…」**という自分を責める言葉でした。
そんな私が少しずつ、自分を責めることをやめて、やさしく向き合えるようになってきたのは、
ある気づきと、小さな行動の積み重ねでした。

自己否定が生まれる“しくみ”を知ったとき
何かに失敗したとき、「ああ、私ってダメだな」と思うことはありますよね。
でも、自己否定が深い人は、それが一時的な評価では終わりません。
- 「だから私は生きている価値がない」
- 「みんな私のことを迷惑だと思ってる」
- 「こんな私なんか愛されるはずがない」
——そんなふうに、存在そのものを否定する思考に結びついてしまうのです。
私もずっと、自分のことを“価値のない存在”だと信じ込んで生きてきました。
うまくいかないことがあると、すぐに「全部私のせい」と自分に矢印を向けていたんです。
でも実は、こうした思考パターンの多くは、子どもの頃の経験に深く根づいています。
自己否定から回復するために、私が実際にやった3つのこと
ここからは、私が実際に試して効果を感じた「心の整え方」をご紹介します。
① ノートに「心の声」を書き出す
私はまず、心に浮かんだことをジャッジせずにそのままノートに書くことから始めました。
「本当はこう思ってた」
「怖かった」「悲しかった」
「誰かにわかってほしかった」
書いてみて初めて、
私は“怒り”や“寂しさ”を感じることすら自分に許していなかったんだと気づいたのです。
書くことは、自分の本音とつながるための大切な時間でした。
② カウンセリングで「否定されない経験」をする
誰にも話せなかったことを、
やさしく聴いてもらえるだけで心がほぐれていきました。
私はカウンセリングを通して、
「どんな自分でも受け止めてもらえる」
という体験を重ねることができました。
それは、自分で自分を受け止める練習にもなっていったんです。
③ 自分にやさしい言葉をかける練習
最初は抵抗がありました。
「そんなの効果あるの?」「なんか気持ち悪い」って思っていました。
でも、心が疲れているときに、
「今はつらいよね」「よくがんばってるね」
とやさしい言葉を自分にかけてあげるだけで、不思議と涙が出たこともあります。
言葉は、心の内側にじわじわと効いてくる薬なのだと今は思います。

私が「変われた」のではなく、「もともとがんばってた」と気づけただけ
自己否定を手放して変われた——そう言いたいところですが、
実は私は、何か大きく変わったわけではありません。
ただ、
- 私は悪くなかった
- 責めなくても大丈夫
- 私のせいじゃない
そう気づいただけで、心がラクになったんです。
あんなにも自分を責めていた過去の私に、
今ならこう伝えたい。
「そんなに責めなくていいよ。
あなたのせいじゃないよ。
本当によくがんばってきたね」

自己否定に悩むあなたへ
もし今、あなたが
「なんで私はこんなにダメなんだろう」と感じていたら、
それはあなたの価値が低いのではなく、
心ががんばりすぎて疲れてしまっているだけかもしれません。
大丈夫。
あなたの中にも、やさしさや強さはちゃんとあります。
それに、あなたのせいじゃないんです。
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